


クレンジング選びで気になることの1つに、クレンジングとマツエクの相性があります。
ビューティークレンジングバームはマツエクOKなのでしょうか?
クレンジングバームはオイル主体だからと敬遠していたマツエク派のあなたにお伝えしたいのは、ビューティークレンジングバームはマツエクOKだということです。
OKというだけでなく、実は適していることもわかりました。
この記事ではビューティークレンジングバームがマツエクと相性がよい理由はもちろん、後悔しないため抑えておくべきポイントをご紹介します。
ビューティークレンジングバームはマツエクOK



マツエクをした際に、アイリストさんからオイル主体のクレンジングは避けるようにだとか、クレンジングはジェルやミルクタイプがよいなどと言われたことがあるかもしれません。
そのため今までクレンジングバームは敬遠していませんでしたか?
一方、オイル配合量が少ないクレンジングだと、メイク落ち・洗浄力に不安があるというお悩みもあったのではないでしょうか。
実はしっかりメイクもスルスル落とせるビューティークレンジングバームは、マツエクOK!
しかもむしろ適していることがわかりました。
その主な理由は次の3つになります。
- 主成分が植物系オイル(オリーブ油)と高級アルコール(石油系)の化合物で、マツエクには問題なし
- とろけるテクスチャで擦らずメイクが落ちるから、マツエクに優しい
- W洗顔不要で、マツエクに余計な負担をかけない
この3つについて、詳しく説明していきます。
①主成分が植物系オイル(オリーブ油)と高級アルコール(石油系)の化合物で、マツエクには問題なし



マツエクに向かないとされているクレンジングのオイル成分は「石油系オイル(鉱物油)」です。
ミネラルオイルなどの石油系オイル(鉱物油)は洗浄力が高く、マツエクのグルーを分解してしまうので、グルーの接着力が弱くなってしまうと言われています。
オイルの主成分が何かは成分表示表を確認するとわかります。
ビューティークレンジングバームはパルミチン酸エチルヘキシルやトリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリルが主なものだとわかります。
ミネラルオイルが主成分なのがわかります。
ビューティークレンジングバームのオイル成分
参考:https://www.kak.co.jp/products/detail/23トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル⇒植物系オイル(中鎖脂肪酸の一種であるカプリル酸およびカプリン酸)と多価アルコール(植物性グリセリン)の化合物
参考:https://www.kak.co.jp/products/detail/11



上記のようにビューティークレンジングバームの成分には、鉱物油は含まれていないのでマツエクにもOKなのです。
クレンジングのオイル成分が実際どの程度マツエクに影響するのかも気になるところ。
そこで興味深い次のことがわかりました。
2018年5月科学的試験の結果、クレンジングオイルはマツエクの接着強度低下に影響しないと発表されています。
つまりクレンジングオイル全般、マツエクにも使えるとということがわかったのです。
参考:http://ribiyo-news.jp/?p=23086
他に、ユーチュバーとしても有名な美容系化学の先生かずのすけさんの実験の結果、石油系オイルが主成分のクレンジングオイルでもマツエクのグルー(接着剤)は溶けなったそうです。
参考:https://ameblo.jp/rik01194/entry-12176261182.html
オイルでマツエクのグルー(接着剤)が溶けるという科学的根拠がないのなら、メイクがしっかり落ちるクレンジング剤を選びたくなるものですよね。
マツエクをしている場合、アイメイクがきちんと落ちていない状態が続くと、まつげの根元にメイク汚れや皮脂がたまりやすくなります。
そうするとダニが繁殖しやすくなり、かゆみや炎症、それに伴う脱毛などのトラブルが起こることもあるのだそうです。
しかし、洗浄力が最高レベルの石油系オイル主体のクレンジングだと、口コミではマツエクがすぐ取れたとの声が聞かれるのも事実。
ビューティークレンジングバームなら、クレンジングオイルにもひけを取らない高い洗浄力と、お肌に優しい成分でマツエクに負担をかけずしっかりメイクオフ。
メイク落ちとマツエクOKの両方が叶うのです。
②とろけるテクスチャで擦らずメイクが素早く落ちるから、マツエクに優しい



マツエクのために避けたいことは、物理的刺激です。
目元を擦ると、マツエクが取れやすい原因の1つとなります。
また、乾燥していると目元が痒くなりついつい擦ってしまうことも。
ビューティークレンジングバームは、とろっとしたテクスチャで擦らずメイクを落とせる上、豊富な美容成分・植物エキスの働きで、洗い上がり直後から乾燥を防いでくれます。
③W洗顔不要で、マツエクに余計な負担をかけない



洗う回数が増えるほどマツエクには負担がかかります。
洗顔は一度で済むならそれに越したことはありません。
ビューティークレンジングバームはW洗顔不要、クレンジングから洗顔までの工程が60秒ですむのでマツエクに優しいのです。
このようなことからも、ビューティークレンジングバームはむしろマツエクに向いているのではないかと思います。
ビューティークレンジングバームの成分について「ビューティークレンジングバームの全成分を徹底検証」で詳しく説明していますので、参考にしていただければ幸いです。
マツエクで使う時はグルーに注意!



マツエクのグルー(接着剤)の種類によっては注意したほうがいいものがあるのです。
一般的にマツエクで使われるグルーは、シアノアクリレートが主成分のものです。
シアノアクリレート系グルーは強度があるため、油分を含めても簡単に剥離されるようなものではないということがわかっています。
シアノアクリレートは大きくわけて次の3つにわけられます。
エチルシアノアクリレート
ブチルに比べると速乾性・持続性に優れる。
接着力が強い。
ブチルシアノアクリレート
アレルギーを引き起こす可能性が低い為、医療シーンにも使用される。
柔らかめの仕上がり。
エトキシエチルシアノアクリレート
ブチル、エチルに比べ刺激が少ない。
速乾性・持続性はブチル、エチルよりも劣る。
エチルシアノアクリレートとブチルシアノアクリレートでは、グルーメーカーさんもオイルクレンジングOKとうたっているところが多く、ビューティークレンジングバームは問題なく使用できます。
しかし、下まつげなどに用いられるエトキシエチルシアノアクリレートは強度が弱いため、注意が必要です。
もちろん、アイクリームなど油分が豊富な化粧品の使用も控えた方がよいですね。



ただ、マツエクのもちはクレンジング剤だけでなく、熱や高めの温度によるところも大きいのです。
特に、シアノアクリレート系はじめほとんどのグルーは、熱に弱い事がわかっています。
クレンジング剤が原因でマツエクが取れたというより、熱めのお湯で洗い流した、熱いシャワーを直接当てた、強めにこすったなどという行為が大きく影響していることが多いでしょう。
もちろん、地まつ毛の状態、生活習慣も大切です。
アイリストさんによってはいっしょくたんに、オイル入のクレンジング剤はNGと言われる方もいるため、使用しているグルーの種類を確認しておくとよいでしょう。
エトキシエチルシアノアクリレートであれば、使用は避けることをおすすめします。
マツエクでの洗い方



マツエクがある状態で、ビューティークレンジングバームを使ってクレンジングする際のポイントをお伝えします。
①摩擦をさけるため、一番力の入りにくい薬指と小指を使ってバームを顔に広げます。
②目元はマツエクに負担をかけないように、まぶたを下から上に円を描くようにくるくるなじませます。
このときも、薬指と小指を使って。
③アイラインを引いている場合は、バームを少量綿棒に取りキワになじませていきます。
エクステの根本に負担がかからないよう、上にむかってやさしくOFFしましょう。
④下まぶたは小指で少し下に引っ張り、薬指でまぶたキワから下に向かって優しくなじませます。
⑤洗い流すときは指でこすらず、お湯をすくい、まぶたにあてるように流します。
⑥タオルで拭くときも、下まぶた上まぶたそれぞれ優しくおさえるようにして、しっかり水分をとりましょう。
毛羽立ちがあるタオルは避けるとよいですね。
⑦ドライヤーをかける場合は30センチ以上離して下から弱風をあてます。
クレンジング中の全行程は、指がマツエクに当たらないよう注意しましょうね。
ビューティークレンジングバームのさらに詳しい使い方については「ビューティークレンジングバームの効果的な使い方」の記事で紹介していますので、ご参照ください。
まとめ



このようにビューティークレンジングバームはマツエクをしていても安心して使えるクレンジングだとわかりました。
この記事でお伝えしたのは
- ビューティークレンジングバームのオイル成分はマツエクに問題ないこと
- ビューティークレンジングバームはマツエクをした目元にも、優しく負担をかけずメイク落としできること
- メイク残りはマツエクトラブルの元になるけれど、洗浄力の高いビューティークレンジングバームはしっかりメイクを落としてくれること
です。
以上のことから、ビューティークレンジングバームはマツエクの方に人気も高く、なおかつおすすめの商品となるのです。
この記事があなたのクレンジング購入の参考になれば幸いです。